CREATIVE HUB UENO “es”(エス)

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EXHIBITIONS
旅のお供

<展示期間>
2024年10月25日(金)〜11月24日(日)
開場時間:11:00−19:00(最終入場18:45)
休場日:月曜日(祝日の場合は次の日に振替)

<展示概要>
東京藝術大学学生・卒業生が制作した数々のパペットやぬいぐるみが上野駅構内に登場。それらを東京を旅する「お供」として貸し出します。
「旅のお供」は、個性豊かなお供たちと東京を一緒に歩くことで、作品を直接体験できるアートプロジェクトです。

来場者は展示されている「お供」のなかから一つを選び、一緒に散歩したり、電車に乗ったり、アート鑑賞をしたり、「お供」と時間を過ごすことができます。そして、このプロジェクトに多くの方が参加することで、同じ「お供」を携えて歩く人と偶然の出会いや、ゆるやかなつながりが生まれます。
本プロジェクトを通じて、「誰かと旅をする」「ともに歩く」「ひとりではない」といった体験を多くの人の届けます。

キュレーション:西原珉
展示参加アーティスト:アモン・ド・ナッツ、荒川真穂、石本唄、一周回ってつらい、奥野智萌、ちぇんしげ 、中村耕⼠、野村穂貴、藤田梨花、堀⽥紗来、松下七菜、元岡奈央、和氣光凜

※本展は東京藝術大学芸術未来研究場アート×ビジネス領域が中心となり、学生が社会のなかでアート表現を実践する場の創出として開催しています。国際芸術祭「東京ビエンナーレ2025 プレアクション」の参加作品です。

<「旅のお供」参加方法>
参加をご希望の方は、会場にてスタッフにお声がけください。
「おともクラブ会員」にご登録いただき、「お供」の貸出しをします。

⚫︎貸出し・返却ポイントは都内に2箇所です。
・CREATIVE HUB UENO “es”(JR上野駅構内)
台東区上野7-1-1 JR上野駅浅草口 MAP
オープン:10 /25(金)〜11/24(日)11:00〜19:00
休み:10/28(月)、11/5(火)、11/10(日)、11/17(日)

・Slit Park YURSKUCHO(有楽町・新国際ビル)
千代田区丸の内3-4-1 MAP
オープン:10 /29(火)〜11/23(土)11:00〜19:00
休み:11/3(日)、11/4(月祝)、11/11(月)、11/18(月)、11/24(日)

⚫︎貸出にあたり
※お申込みの際には本人が証明できるもの(身分証明書等)を確認させていただきます。
ご希望の方はあらかじめご用意をお願いします。
※小学生以下の方は保護者同伴でのご参加をお願いします。
※貸出しは当日のみ。返却時間は18:30です。
※お一人につき1日1個のお供をお借りいただけます。
※メンテナンス等の都合により一部の作品は貸出しができない場合がございます。
※「お供」はアーティストが一つ一つ丁寧に時間をかけて制作したアート作品です。大切に取り扱いをお願いします。

<プロフィール>
キュレーション:西原珉(にしはら みん)
キュレーター。90年代の現代美術シーンで活動後、渡米。ロサンゼルスでソーシャルワーカー兼臨床心理療法士として働く。心理療法を行うほか、シニア施設、DVシェルターなどでコミュニティを基盤とするアートプロジェクトを実施。2018年からは日本を拠点にアーティストや作り手のための相談と心理カウンセリングのほか、アートプロジェクトやセラピューティックな手法を通じたコミュニティのケアを探究。2024年4月より現職。同時に秋田市文化創造館館長を務める。2023年より東京ビエンナーレ総合ディレクター。

参加アーティスト:


一周回ってつらい
「一周回ってつらい」は幾山隆生と室井悠輔による物品レーベル 。2017年に結成し、茨城県を拠点に活動している。東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻を2019年に修了。


アモン•ド•ナッツ
東京藝術大学大学院美術研究科壁画第一研究室在学。架空の作家『アモンドナッツ』が具現化した姿。年齢が500歳超え、パンと丸薬以外を口にしない。部屋が無限に増殖する不思議なマンションに住んでいる。

あらかわまほ
東京藝術大学壁画第一研究室在籍。 菌類を拡大し観察していくと宇宙の構造と似ているという体験から 「ミクロに観察することで全体が見えてくる」を切り口に 主に透明素材を利用したインスタレーションを中心に展開している。特に最近は養蜂を行い、ミツバチの観察を行っている。


石本唄
2004年大阪府生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科在学中。


奥野智萌
1998年京都府生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻先端芸術表現研究領域在学中。漫画や銅版画といった小作品の制作を通して、創造性によって経験を作品へ変換することを試みている。


ちぇんしげ
1993年台湾台北市生まれ。美術作家。東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻博士後期課程在籍。絵画表現と記述表現をめぐる配置方法の境界/共存/乖離、視覚像の圧縮、記号や言語リテラシー、多言語社会などをテーマに制作。


中村耕士
2001年長野県下諏訪出身。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科在学中。
私はモノへの愛着に興味がある。
制作では、音の振動や光の点滅を用いた作品、楽器やパペットを作り、故郷である諏訪地方のアニミズム精神を通じて物の愛着や価値を考察している。
2023年から続けているパペットシリーズは、大切な場所の火事をきっかけに、唯一残ったパペットに友達を作りたいという思いから制作を続けている。


野村穂貴
2002年生まれ、神奈川県出身。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科在学中。
コミュニケーションによって起こる変化を表現行為の中で探求している。最近は「歩くこと」をあらゆる対話の起点と捉え、その記憶をぬいぐるみにしたり、歩くことそのものを制作にしている。


藤田梨花
2002年、日本生まれ 2024年、東京藝術大学絵画科油画専攻在学中。 衝動と身体性を活かす絵画を考え制作を行ない、思考の先にあるものと、衝動の先にあるものを探しています。

堀⽥紗来
2004年香川県生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科に在籍中。
精神や傷、痛みについて興味があり、主に刺繍やペインティングを行い制作している。


元岡奈央
愛媛県松山市1998年生まれ 2021年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。
Handmade Community in Solidarity with Palestine等地域社会での活動を行う。


和氣光凜
2000年、愛媛県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻在学中。満員電車に揉まれながら、東京から脱出する方法を妄想している。

※一部アーティストのプロフィールは後日掲載いたします。