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EXHIBITIONS
宮嶋⿓太郎 個展
「変遷する装置 ピンスクリーン」

<展示期間>
2026年3⽉17⽇(⽕)〜 4⽉19⽇(⽇)
開場時間:11:00−19:00(最終入場18:45)
休場日:月曜日
 
 
<展示概要>
宮嶋⿓太郎による、1930年代に発明されたアニメーション装置・ピンスクリーンの現代における実践と美学を展⽰。フランスで発明された本装置を使った映像作品《REST》を上映。使⽤した実機の展⽰、広島産の針による装置新造なども紹介いたします。
 
《REST》 2025, ピンスクリーンアニメーション|N/A(映像)
あらすじ:針の林に湧き出でる輪郭に浴する時、現世は遠くなり、ただ息をするのみ。
©MIYAJIMA FILM
 
 
<アーティストステートメント>
宮嶋龍太郎は、主にピンスクリーンの技法を使ったアニメーション作家。
1930年代に実用化された特殊なアニメーション描画装置「ピンスクリーン」は、その針が林立する様をピクセルに見立てて、しばしばデジタルとアナログの中間的存在として語られる。流通するアニメーションの多くが分業化され、デジタルによる効率的な映像制作が中心となった現代において、ピンスクリーンにどのような可能性を見出すかは装置と対峙する各々の感性に委ねられている。本展示では、ピンスクリーンを過去に完成された古典技法としてではなく、映像制作と国産ピンスクリーン開発を通じてピンスクリーンが今なお変遷し続けていることを明らかにする。
 
 
<プロフィール>

宮嶋⿓太郎 / MIYAJIMA Ryotaro
2015年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒。2017年同学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。2025年同研究科博士号(映像)取得。
墨絵によるアニメーション作品《RADIO WAVE》《AEON》《CASTLE》等でこれまでに150以上の映画祭にノミネート、20受賞。
Website: http://miyajimaryotaro.com/
Instagram: https://www.instagram.com/MiyajimaRyotaro
Facebook: https://www.facebook.com/miyajimaryotaro
X: https://x.com/MiyajimaRyotaro
 
 
主な展示歴
2025年 ロサンゼルス・アニメーション・フェスティバル 国際実験短編銀賞,アメリカ,ロサンゼルス(作品:REST)
2020年 文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品, 東京(作品:CASTLE)
2020年 広島国際アニメーションフェスティバル, ベスト・オブ・ザ・ワールド 入選,広島(作品:CASTLE)
2019年 新千歳空港国際アニメーション映画祭 観光庁長官賞,北海道(作品:CASTLE)
2017年 ザグレブ国際アニメーション映画祭 入選,クロアチア,ザグレブ(作品:AEON)
2016年 プチョン国際アニメーション映画祭 DHL Diversity賞, 韓国,プチョン(作品:RADIO WAVE)
 
 
<過去の作品>

《CASTLE》 2019, 水墨アニメーション
あらすじ:戦国時代、多くの命が失われた。城の設計者は、武士が人間性を取り戻す場所として茶室の可能性を見出す。
©MIYAJIMA ANIMATION
 
 

《AEON》 2017, 水墨アニメーション
©2017 MIYAJIMA Ryotaro / Tokyo University of the Arts
 
 

《RADIO WAVE》 2016, 水墨アニメーション
あらすじ:冷戦時代活発になされた暗号放送。少年は雪山でラジオのチューニングを合わせている時に、偶然暗号放送を聞いてしまう。
©2016 MIYAJIMA Ryotaro / Tokyo University of the Arts